今回の記事:“The algorithm kingdom,” The Economist, Jul 15, 2017
英語の記事名をそのまま訳せば「アルゴリズム王国」となりますが、その記事の内容は「AI帝国になる」がふさわしいでしょう。
この記事によれば、中国はAI帝国になるだけの様々な要素を抱えています。
まず、資本とコンピューティング資源が豊富です。AIを使用するためのインフラを整えることができます。
しかしそれだけでは十分ではありません。残る2つが、研究者人材であり、保有データ量です。ただでさえ人口が多い中国では、プライバシーを気にしないでデータを提供する人も多く、また政府も個人情報保護にさほど積極的ではないのだそうです。
特に保有データ量が大きいことはAIに学習させるうえでも重要で、まさにデータ量でその正確さが決まる面は大きいでしょう。
では中国に死角はないのか!?
そんなことはありません。どんな技術もイノベーションに取って代わられることがあります。ではどういうイノベーションが起こり得るのでしょうか。その答えは、記事をお読みください。
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